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2009年7月3日に行われる「 タカヤマツリ5/SOS!」のすべてを明かす期間限定スペシャルオフィシャルブログです。


by tm3_who-are-you

タカマツ5の終了ジャー!(長いよ)

タカヤマツリの始まりから終わりまでをザッとレポート。

いつもお世話になりっぱなしの、北枕にも参加して頂いた
暗黒映像作家「堀内」氏に撮影して頂いた写真あります。

http://www.tastyhand.net/photo/takaya/takayan1.html

あくまでもその時の
俺目線なので、ガッツリ作品として通して見れていないので
フォローできていない人がいたらゴメンなさい。


前日、合浦公園へ向かい、海側で行われる花田神父が5メートル巨大化
ガリバートンネル映像シンクロを流すためのスクリーンを、トッチャンボーイズと
プラスマイナスゼロ氏と林氏とで足場を作り上げる。

夜の4人での足場作り。
スクリーンを貼った。足りない幕は友人から借りたり
自分の家から持って行く。
それは完全にチープに見えすぎて笑った。

どう見ても家の寝具シーツにしか見えなかったからだ。

映像担当角田氏到着して、試写。
高ささえうまくできたらうまくいきそう。
今回のイベントの大仕掛けなんだけど、
多分1分位しか使わない。

試写終わり、4人で黙々と足場を解体する。汗だく。
でもまあまあ楽しい。

合浦帰り、大道具置き場で林氏と会議。
足りる物足りない物。無理な事の整理。

タカヤマツリ当日

当日、朝九時に起きて、イベントで使用する紙片の完全版を制作してコピーしたり
とまだ焦っている。

現地へ行く前にやることがありすぎる。
時間と金が無かったとか、それは事実だが
そんなのお客さんには関係の無いこと。
面白い物を見たい純粋に言い訳するなら、タカマツなんてやらね。

今回は4年ぶりの合浦公園テント小屋。
前回もお世話になった劇団どくんごさんの芝居「ただちに犬」プレイベント。

6時半開演なのだが、押し押し。
イベント冒頭、チケットの手続き終わると、受付が
「あちらの懺悔室で懺悔してから、会場にお入り下さい」と
話す。

合浦公園備え付けの石ステージの裏側に作った懺悔室で
花田神父がお客様の懺悔を聞き、祈り、封筒に入った紙片を渡す。

今回のイベントタカマツ5の重要なはずだった要素、テーマ「体感」の
一つだ。

紙片には、それぞれ指令というか予言というかが記されていて
お客はその行為を実行しなければならないのだ。
例えば、
「あなたはこの封筒に入っているリモコンバイブを装着する。もしくはそれがイヤなら
ポケットの中に入れておかなくてはならない。
イベント終盤コスモスのボーカルがニヤニヤしながら
スイッチを押すとそのバイブレーターは振動する。あなたは他のお客にリモコンバイブを
入れているのか、ポケットの中に入れているのか知られてはならない。」
とか。
「あなたはトッチャンボーイズが現れたときに、彼らの紹介をしなくてはならない」
とかそんな命令書をお客さん全てが持っている状態になるのだ。

そしてその行為自体は、必ず行われなくても全く良く
その行為をしなくてはならない自分との、不必要な葛藤感を意識的に
組み込んで、お客様の精神を普段とは違う入らなく異質な物に変化させたかったのだ。

まあその、懺悔室での告戒の時間がかかりすぎた。
良いことなんだけど、お客様が一人一人ちゃんと懺悔してしまったのと
その懺悔を始める時間がワタシの予想よりも
全く後だった事が押し過ぎた今回のイベントポイント。

予定よりも30分位送れてイベントスタート。
一発目ふきた氏。

鰺ヶ沢ラプソティーという大変切ないとてもイイ歌を奏でる。一曲。
それ終わった途端、客席からぶつぶつ言う巨漢の男が立ち上がる。
坊や哲だ。彼は立ち上がりお客のフリして、もしくは
紙片に書かれた命令の一つだと、本当のお客さんらが思ってくれたら
イイと目論んでいたが、どうか。
彼は巨体の詩人だ。
滑らかな声で、SOSと客席の目線がテーマの詩が、ふきた氏のギターの旋律と共に
テント小屋を空気を回す。
−−−−−−−−−−−−−−−−

どこかにとりあえずで預けて置いた
俺の未来預金はどこに行った?
みんな客目線で生きてるうちに
誰かに預けた望ましさはどこに行った?
明日、朝日、未来、その先にあるもの、
預けてた気持ちはどう使われた?

四方から決められてしまって
旨い、不味い、いい、悪い、ウゼエ、クセエ、ヤベエ、ヤリテエ
ああ、口のしゃべれる犬並みなのでございます
感じることの自動機械でございます

目が覚めて身づくろいして
箱に乗り込んで箱に行き
お互いさまのさまさまで日が暮れて
身づくろいして眠る

いないのであります
私が、いないのであります
ほかの人やモノやコトがいるくせに
私が、いないのであります
送られたノリの缶がでっかくへこんでいたのであります
あの人に会う前の日に鼻ニキビができたのであります
身を捨てるほどの祖国などなかったのであります
誰を恨めばいいのかわからないのであります
誰もわかってはくれないのが当たり前なのであります
何もしない僕は何もできなかったのであります
いつのまにか、バランスは崩れてしまったのであります
そして私が、いないのであります

ああ、外へ、俺の外側へ外側へ
内へ、俺の内側へ内側へ
俺の外側が俺の内側だったんだ
俺の内側を俺の外側へ置くんだ
みんなの内側が外側になって
外側がみんなの内側になるんだ
そして、そして、そして、そして、そして・・・・・・・・・・・・(終)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
朗読途中で、コスモス千葉が少しずつステージに上がり込む。
それは作り笑いと布袋モデルのフンドシと手には包丁を持っている。
彼は、坊や哲の詩を一通り聴き終わると、観客席とイベント自体をアジテートする。

そして、包丁を持って客席に走り込み、あるキーワードの客席を刺して殺す。
はうだったのだが、そのキーワードを聞き取れず、はしゃぎながら客席で暴れる。

詩人坊や哲に拘束され、ニーアンドベリー状態。
彼はケイサツに電話。コスモス千葉が下で顔を膝で踏みつけられた状態で叫ぶ。

「タカヤマツリの始まりジャー!」

程なくして、ジャッキーのサントラミラクルガイが流れる。
本当はピンクレディーのSOSのはずであったが
まあ何事もなかったかのように、コスモス千葉と坊や哲ふきた氏は、ステージから去る。
同時に「ふすま職人 林SOS幸男」が登場。

イメージではドリフのコント終わりに前奏が流れ出して歌手とチェンジの感じ。

しかしミラクルガイとクロスフェイドでピンクレディのSOSが流れ
それが偶然幸男のライブ障子張り終わりとピッタリの曲時間になって
プチミラクル達成。

幸男氏障子貼りアクション。結局しっかりとしたリハができなくて
客にケツを見せない。初めと終わりに礼をする。
と説明だけしてスタートした。

今回の出来は、今までの中では二番目位の良さ。
礼する前に間を取るとか、深く頭下げるとか、作業中も
不自然な態勢になっても絶対顔は客席とか、その辺もっとリハで
何とかできた。

幸男終わりでヒロヤー。
本番直前、譜面台を誰か持っていないか訪ねるヒロヤー。
結局、林氏があった何かのスタンドとあまった板で無理矢理作り出した。
短時間で。大道具アーティスト!

ヒロヤーがテント小屋の雰囲気を無理矢理、良い意味で冷えさせるかと思ったが
お客さんやさしいのか、ちゃんとヒロヤーの良さをわかっているのか
ちゃんと、変な受け方しないで良いライブができていた。

名曲「新町」も、結構歌詞がキツイ割りには、やさしく楽しい雰囲気になってた。
彼はホントにすばらしい。

ネクストは灰色少女、ドラムとギターの女の子二人。
この前クォーターで聞いたときほどの迫力は無かった物の
その分剥き出しのメロディーとリズムに歌が乗っかって、
曲がりくねる旋律の道を快活にスムーズに滑走しているような心地よさが
明確にわかりやすくて、面白く聞けた。んだけど
ワタシはゆっくり聴けずに次の段取り確認連続。
客になりたい。

ネクスト、どくんごから出陣のプラスマイナスゼロ氏。
リズムボックスを使ったポエトリーリーディング。
自動販売機のヤツも面白かったけど、次のヤツが良かった。
変な勇ましいリズムが、言葉の意味の様なかたまりを快活に
跳ね上げていて、独特の世界を作り出していた。
これもゆっくり聴きたいのだ。
客になりたい。

元々タカヤマツリは、彼プラスマイナスゼロ氏とワタシと二人で
詩の朗読のイベントやりますか。と言った始まりで開催されるはずだったのだ。
だからタカヤマツリはワタシとプラスマイナスゼロ氏が本当の元々の
オリジナルメンバーなのである。

プラスマイナスゼロ終わり、客席内部でギターを弾く田村氏。トッチャンボーイズのスタート。
トッチャンボーイズは三人はステージを使わずに客席内でライブ。

これが大変素晴らしく、お客さんとトッチャンボーイズと小屋の雰囲気と
なんか様々な要素の歯車がガチリとはまって、非常に素晴らしい演奏を
体感した。一曲目終わりに、お客さんに鳴り物楽器を進めるボーカル田村氏
箱の中に、様々な鳴り物楽器が入っていて、お客さんらがそれを取り取り
みんなで演奏するのだ。ちなみに最後の曲は歌も一緒に歌って欲しくて、
イベントパンフレットチラシに、トッチャンボーイズ最後の曲の歌詞も
掲載しておいた。
ノーマイクノーアンプ。完全生で、多少歌が聞こえなかったりもしたけれど
そんなの全く関係なく。
彼らの演奏終わった頃には、トッチャンボーイズってバンド名が
格好良く感じてきた。

トッチャンボーイズが客席で盛り上がってる間。
ステージ上のドラムを片づけて、テーブルをセッティング。
次のアーティストブラックピースの準備。

カモフラで顔にペイントしているブラックピースが銃を持ち
ほふく前身で舞台に登場。
自己紹介を終えたのち自動小銃の説明をいい人な雰囲気で
話す。ちょっと緊張しているか。
銃の解体作業初め!の号令と共にカチャカチャとそれは行われた。

解体終わり、テーブルには何カ所かの部品に別れた自動小銃。
そしてなぜか自然な雰囲気で拍手!

そして説明
銃の箇所や取り外し方の手の形や、置く場所それぞれに
明確な意味があり、聞いていて新鮮で、単純に面白い。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
89式556ミリ小銃は通常至近距離における対人用火器であり比較的近距離において
精密な射撃を行うとともに至短時間に多量の射弾を発射することができる。

小銃射撃は通常彼我接近した状況下において肉体的な疲労および精神的な圧迫の下に行われ、
また目標は通常偽装隠蔽しまたは移動する等その現出時間は極めて制限される。
この間において射撃効果を十分に発揮するためには、迅速な目標の発見、正確迅速な射撃、
困難な状況下においても沈着かつ冷静に射撃が実施できる精神力および体力が必要である


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の様な事は、普段生活していると別の世界の事のように感じていたが
実は地続きの、リアルな出来事として、存在しているのだという事実が
タカマツのフィルターで、丸くコミカルでやさしい感じで体感する。

銃の解体後、ネクスト接合。それ終わって拍手のち
彼はおもむろに、ステージ後ろに立てかけてあるギターを持ち出した。
左手にギターを持って右手には自動小銃。かれはおもむろに
銃身でギターを無理矢理奏でる。

そのコード進行の流れはイマジンだった。
彼は、英語でつたないギターと思ったよりうまい歌声で
イマジンを熱唱。場内変な熱気と盛り上がり。興奮。
異常な盛り上がり。

ラスト、銃でステージ後方の風船を撃ち抜く。
そこには休憩15分の文字が現れる。
はずが途中で弾詰まりをおこして、もたつき結局二つ風船握力で割る。
それでも大変盛り上がった。
途中お客が「人殺して金もらって満足な?」的な(ちょっと違うかもでもなんかそう言った感じ)
ヤジが飛ぶもブラックピース、そんなのどうでも良いとばかりに「ソウデース!」と流す。

ヤジ飛ばした人も、ブラックピースを見て、
そんなアルコール度数4%の様な戦争哲学が頭を軽くよぎったのだろうか。
熱いヤジは全くOK。名のだが、今度はブラックピースに
自衛隊人殺し的なヤジ飛んだら、なんでも
「お前は今まで食べたパンの数を覚えているのか?」って言えって言おうと思った。

ブラックピースいい人さにじみ出ていて突っ込まれやすい雰囲気を、作ってしまっている感じ
(噛んだら一々受けるまあそれはお客が集中して見てくれているからと思いこんで良いとする。)
でも盛り上がりでは、一番受けたかもしれない。

15分休憩。その間ステージはジラソウルのセッティング。
ジラソウルスタート。
障子開けて小走りで急ぐMami氏。
前見たときよりも更に洗練というか堆積した物がしっかり根付いているのだなという印象。
今まで見てきたジラソウル(サング)の全ての要素がしっかり一つに纏まっているような
余裕さえ見て取れた黄金律のような美しさ。

個人的にはもう少し不完全な方が好きなのだが、あくまでも個人的な嗜好です。
この前スタジオに行ったときに、高校生バンドがリンダリンダとか
おくる言葉ロックバージョンとかを練習していたんだけど
眼茶ヘタクソで、んだんけどそれがすげえカッコイイのね。
そんな、嗜好。

というか、ジラソウルさんそんなしっかり聴けていないのでした。
なぜなら次コスモスで準備していて、この後テント小屋飛び出して移動するので
それを色んな人に色んな説明しなきゃならないから。

でもお別れの時に真実氏からCD受け取ったから、それ
聴けるので嬉しい。ジラソウル、俺のカミさんと子供も好きなんだよね。
でも最近はカミさんマスカにはまっている。

カミさんジラソウル新作喜び捲りで聴いていた。

そう言えば、打ち上げでギターの貴公子渡辺氏とTシャツ
取り替えたんだけど、(俺はタカヤマツリ3の時の記念Tシャツ)
Mami氏があんまり「本当に取っ替えて良いのー?」ってあんまり言い過ぎるから
ちょっとワタシのtシャツそんなダメかよと思い(^_-)まあ実際着る機会無い様な
タカマツTシャツだろうけど、ちょっと一人辱めプレイかと興奮した。

今更、渡辺氏からもらった宇宙Tシャツ返すのも
なんか、違うだろうし、まあ俺は彼の宇宙Tシャツはまさに
コスモスTシャツだから嬉しかったんだけどね!

と一人でシミュレーションして良い形を、ウダウダ考えていたら
面倒くさくなって、考えなくなった。
ニュアンス大丈夫かな。ふざけて書いてるのよ。

ネクストコスモス。
曲、大分削る。時間あり得ないくらい押していた。
今度やるときは小田和正のライブ見たく、コスモスソロコンサート方式で
途中途中にアーティストがゲスト参加して、トークを少しして
彼らに演奏してもらうという。ようにしてはどうか。

セッティング大変時間かかり、結局ワタシもステージに出て行って
お客様と会話しながら、時間稼ぎマッタリとライブ行う作戦に。
今回本当にお客さんがやさしくて、これはタカヤマツリだから、なのか
この素晴らしく雰囲気が良いテント小屋だからなのか。ねえ。

「呼吸のハンドル」

新曲。アルバムでは二枚目「ラードクリエイションロードビート」に収録されている。
俺のギター音でかくて焦った。なぜならちゃんと弾けているか自信ないから。
個人的にはイマイチ。俺がね。演奏者は全然やれている。

「再構成」うーん、まあ良かった。何故うーんかというと俺の歌が走りすぎ。
「星のオルフェウス」良かったけれど俺歌がもっと。
「ペル名」おお名曲イイ感じ。

ペル名終わりに再びオープニングで行った、「キチガイの男が刃物を振り回す」流れ
客席パニックに、そんなならずにワタシは取り押さえられる。

オープニングの牧師が登場し
安全な場所へ避難しましょうと指示。

お客さん移動、公園越えて砂浜へ。

街灯がぽつんと光るベンチには海を眺めているふきた氏。
をお客が取り囲む。ふきた三曲。

海縁で歌う。ふきた氏は歌を剥き出しにした時に
彼の歌の本来の素晴らしさが空間に立ち上がる。と勝手に思っている。

眼茶カッコイイのだけれど時間がヤバイ。3曲目で
タカヤマツリ5一番はじめに来たお客さん早川さんが
「今日抜くが?」という言葉で実現した
真剣を使った演舞。照明もうまく設置仕切れなくて
暗く。時間も短かったので、どうせやるならばそのうち
しっかりとガッツリとやらせられたら良いかなと考えた。

その間、警察官が二人来ていて、近所から苦情がと言う。
ワタシは謝りまくって後10分で終わりますからと
とうてい無理な時間設定を喋り続けた。

ふきた氏移動でお客さんを誘導していく、そこには巨大なスクリーンが
設置されている。牧師の花田氏がスクリーン右側からスクリーン裏側へ入ると
画面とシンクロして、花田の映像がプロジェクターから投射される。

花田牧師が右側から左側へ歩いて行くに連れて、巨大化していく映像。
透明ガリバートンネルの雰囲気。
5メートルの花田牧師が、お客さんらを見下す。

そこにイベントオープニングに行われた。
お客さんの懺悔の言葉が次々と流れる。多少もたついてしまったが。

彼は、静かに頷きながら聖書を落とし、おもむろに服を脱ぎ始める。

裸になり、ボウシカツラツケヒゲを全て取り、
五メートルでモヒカンの花田牧師の映像。
彼は、叫ぶ「SOS!SOS!」と。
狂っているものは、包丁を持ったキチガイデブではなくて、
正常で良識をもった花田牧師であったのだ。

映像は花田牧師が右側へ移動して行く。
そしてスクリーンと連動して、裸の花田氏が現れる。

ふきた氏とモヒカン花田氏は、海へ行く。牧師は半笑いでキマっているようだ。
それを追いかけるお客。

モヒカン花田氏、そのまま海へと消えていく。泡になり消える。

砂浜の奥で、光が投射されている。
そこにはワタシが立ちつくしている。

そのまま、その光きっかけでお客さん来て貰えると甘い考えを持っていたのだが
なかなか来ず。焦りまくって結局自分で走って、お客さんらいる側へ行き、誘導。

戻って、ジラソウルのMami氏を捜して、最後のオチの指示。
ラストは、お客さん全員で「海」を歌うのだ。

一応、タカヤマツリ5最後を飾るアーティストはお客さん!っていうオチで
出演アーティストら全員が観客となりそれを見ているとなるはずであったのだが
うまく誘導できなくて、もうグダグダになってしまって参った。

まあ全部ワタシの準備不足の為です。スイマセン。

生み終わり頃に、海岸の向こうから声が
「おーい!」とお客さん達を呼ぶ声。
花田牧師を抱えたコスモス千葉が、色々な事を諦めた様な表情で現れる。

観客の輪の中央に花田氏を横たわらせて、
最後のグダグダを忘れたい様な、お客さんとスタッフさんらに
スイマセン最後グダグダでとという思いを少し込めて
「タカヤマツリの終了ジャー!」と叫ぶ。

ここでイベントは一応終了。
最後エピローグとして、お客さんと出演者全員で
集合写真を撮影、後日送付するのだ。

以上でタカマツ5の解説終了ジャー!

今回は色々な物が足りない中、イベント自体の仕掛けも良かったんだけど
出演者一人一人が素晴らしい演奏や鳥肌の瞬間を作り出していて
一応形式上の音楽演奏会という骨子自体がしっかりしていたのが、
最後グダグダでも許せた(許して)要員の一つであったと。

あくまでも、基本的概念からはみ出しすぎたライブなのだ。
だからアーティストそれぞれが素晴らしい表現形態をお客さんに
見せることができた事がとても良かったと思う。

反省点はいっぱいありすぎる。
イベントの時間が長すぎた。リハがやれていないとうまく行かないとわかっているのに
(コスモスだけじゃなく)リハができない。
全員の意思を一つに統一できない。(ミーティングが少ない)
等々もっとあるけど、まあ次回のバネに。

今回も、出演者、スタッフ様、お客様、劇団どくんごさまと
ワタシの至らない部分のせいで
迷惑掛けまくってしまった感があり申し訳ありませんでした。

そしてこのような、ふざけた素晴らしいイベントに
関わって頂いて本当にありがとうございました。

もし来年やることがあるならば、まずは自分の生活を安定させて(^_-)から
色々考えたい次第でございます。

以上あまり感情込めないでざっとライブレポートでした。
長すぎるか。



次は素晴らしすぎた劇団どくんご青森公演の解説をします。
by tm3_who-are-you | 2009-07-09 00:28 | 祭りのあと